公益社団法人 地盤工学会 中国支部
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地盤工学会中国支部

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中国支部とは

中国支部とは

活動内容

 中国5県(広島,岡山,山口,島根,鳥取)からなる中国支部は,2024年4月現在,49社の特別会員(法人会員)と学生会員を含めた個人会員430名の合計479名で構成されています。令和6年度の支部長は,西村 伸一 氏(岡山大学教授)が就任いたしました。

 支部の主な活動としては,支部内5県の各地域から選出された地域代表幹事、事務局等によって構成される幹事会において,支部会員の要望をもとに講演会や講習会等の事業を企画立案し,各地域幹事会と委員会等がそれぞれの事業を実施しています。以下に具体的な活動内容を示します。

 

地盤工学セミナーおよび報告会

 中国支部では昭和56年度より5地域別に、技術者同士の技術交流や研究交流の場として、地盤工学セミナーを開催しています。毎年7月頃に、各地域持回りで各セミナーの研究報告と研究者・技術者の交流を兼ねたセミナー報告会を開催しています。
 今年度は6月28日(金)に山口県山口市(KDDI維新ホール)にて開催予定です。

 

工事報告会

 中国支部では土木学会と共催で年1回工事報告会を開催しています。工事報告会は各県持ち回りで開催されており,主に開催県で施工されている工事を紹介しています。
 今年度は広島県にて開催予定です。

 

中国支部論文報告集「地盤と建設」

 「地盤と建設」と言う名称の本論文報告集は,1983年に第1巻が発行され,毎年1巻づつ発刊されてきました。本論文報告集は地域性を踏まえて,中国支部の多くの技術者からの投稿を期待した編集がなされています。したがって,論文報告のみならず,研究内容の速報や現場情報,実験・実測データなど研究・技術に参考になる「技術・研究ノート」,調査・計画・施工・現場実測などを報告した「事例報告」および地盤工学における技術研究や技術開発に関する「意見・提言」といった投稿区分も用意されています。なお,投稿原稿は各分野における複数名の専門家が査読したうえで掲載しています。

 

研究委員会

 中国支部が当面解明すべき地盤工学的諸問題の研究ならびに災害調査などの推進を目的として設置されます。なお,委員会における成果は前述の「地盤と建設」に発表することを原則としています。
 本制度による鳥取地盤データベース作成に関する研究委員会の長年の研究成果 を集大成した「鳥取地盤図」を1997年度に発刊しました。

 

特別講演会

 「国際化」をキーワードにした支部活動の一環として,平成3年度より特別講演会を年1~2回程度,企画,開催しています。これは中国地域の研究機関を訪問された外国人研究者の方に講演していただくものであり,各地域ごとに企画されるカジュアルな雰囲気のセミナーです。このような国際交流を目的としたセミナーの開催は,各地域での国際活動の一歩として貴重な活動となっています。

 

国際委員会

 国際委員会は,支部で開催する国際シンポジウムの立案,海外技術情報講演会の開催、国際的な情報(ISO関連など)の収集と会員への伝達,支部内の留学生の交流支援等を目的として,設立された委員会です。